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Hi, 👋, I’m Ryan Hefner  and I built this site for me, and you! The goal of this site was to provide an easy way for me to check the stats on my npm packages, both for prioritizing issues and updates, and to give me a little kick in the pants to keep up on stuff.

As I was building it, I realized that I was actually using the tool to build the tool, and figured I might as well put this out there and hopefully others will find it to be a fast and useful way to search and browse npm packages as I have.

If you’re interested in other things I’m working on, follow me on Twitter or check out the open source projects I’ve been publishing on GitHub.

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© 2024 – Pkg Stats / Ryan Hefner

node-sony-mesh

v0.1.0

Published

node-sony-mesh は、SONY の IoT ブロック「MESH」をコントロールするための node モジュールです。7 種類すべてのブロックに対応し、ブロックの制御やブロックからのメッセージ受信を行います。

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node-sony-mesh

node-sony-mesh は、SONY の IoT ブロック「MESH」をコントロールするための node モジュールです。7 種類すべてのブロックに対応し、ブロックの制御やブロックからのメッセージ受信を行います。

MESHアドバンスセットの箱

MESHアドバンスセットの箱開封

※ このモジュールは SONY 公式または公認の node モジュールではなく、SONY が一般公開している「MESH 技術ドキュメント」を参考に開発した非公式・非公認の node モジュールです。

対象のブロック

以下の 7 種類のすべてのブロックをサポートしています。

動作環境

node-sony-mesh は、Raspberry Pi OS や Ubuntu など Linux ベースの OS で動作します。Windows や Mac OS では動作しません。

実際に動作を確認できているハードウェアと OS は以下の通りです。

依存関係

@abandonware/noble のインストール方法については、@abandonware/noble のドキュメントを参照してください。

noble はほとんどの Linux 環境では root 権限でないと動作しません。詳細は @abandonware/noble のドキュメントを参照してください。

インストール

$ cd ~
$ npm install @abandonware/noble
$ npm install node-sony-mesh

目次


クイックスタート

MESH ブロックの発見と接続

このサンプルコードは、MESH ブロックを発見します。そして、発見したブロックに BLE 接続を行い、ブロックに組み込まれているステータスバーと呼ばれる LED を点灯します。そして、BLE 接続を切断します。

// node-sony-mesh をロードし、`Mesh` コンストラクタオブジェクトを取得
const Mesh = require('node-sony-mesh');

// `Mesh` オブジェクトを生成
const mesh = new Mesh();

(async () => {
  // `Mesh` オブジェクトを初期化
  await mesh.init();

  // MESH ブロックを発見
  const block_list = await mesh.discover();
  console.log(block_list.length + ' 個の MESH ブロックを発見しました。');

  for (const block of block_list) {
    // MESH ブロックの商品名とシリアル番号を出力
    console.log('- ' + block.model.name + ' (' + block.serial + ')');

    // MESH ブロックに BLE 接続
    await block.connect();

    // MESH ブロックのステータスバーの LED を黄色に点灯
    await block.turnOnStatusBar({ r: true, g: true, b: false });

    // MESH ブロックの BLE 接続を切断
    await block.disconnect();
  }
})();

上記コードは次のような結果を出力しながら、MESH ブロックに接続し、ステータスバーの LED を黄色に点灯します:

3 個の MESH ブロックを発見しました。
- MESH Move (1010296)
- MESH LED (1008966)
- MESH Button (1009323)

まず、Mesh コンストラクタオブジェクトから Mesh オブジェクトを生成しなければいけません。上記コードでは、変数 meshMesh オブジェクトに相当します。

const Mesh = require('node-sony-mesh');
const mesh = new Mesh();

init() メソッドを呼び出すと、Mesh オブジェクトが利用可能な状態になります。このメソッドの呼び出しを忘れないようにしてください。なお、Mesh に実装された非同期型のメソッドは、Promise オブジェクトを返します。

await mesh.init();

Mesh オブジェクトの discover() メソッドは、近隣の MESH ブロックを発見します。この発見処理にはデフォルトで 5 秒間 (5,000 ミリ秒) ほどかかります。

const block_list = await mesh.discover();

discover() メソッドは、発見した MESH ブロックの配列を返します。この配列の中には、発見した MESH ブロックを表す MeshBlock オブジェクトが格納されています。

MeshBlock オブジェクトには、その MESH ブロックのモデル名やシリアル番号などのほか、MESH ブロックを操作するメソッドが組み込まれています。

ここでは、モデル名とシリアル番号を出力しています。

console.log('- ' + block.model.name + ' (' + block.serial + ')');

この時点では、まだ該当の MESH ブロックを操作することはできません。ブロックを操作するためには connect() メソッドを呼び出さなければいけません。

await block.connect();

一度デバイスと接続したら、サポートしているすべてのサービスを呼び出すことができるようになります。ここでは、接続した後、MeshBlock オブジェクトの turnOnStatusBar() を使って、ステータスバーの LED を黄色に点灯します。

await block.turnOnStatusBar({ r: true, g: true, b: false });

全 MESH ブロックからの通知を受信する

多くの MESH ブロックは、自身が持つセンサーなどの計測結果を通知します。個々のブロックのオブジェクトから通知を受信することもできますが、次のように、接続中のすべての MESH ブロックから発出される通知メッセージをまとめて受信することができます。

const Mesh = require('node-sony-mesh');
const mesh = new Mesh();

(async () => {
  // `Mesh` オブジェクトを初期化
  await mesh.init();

  // MESH ブロックを発見
  const block_list = await mesh.discover();
  console.log(block_list.length + ' 個の MESH ブロックを発見しました。');

  for (const block of block_list) {
    // MESH ブロックの商品名とシリアル番号を出力
    console.log('- ' + block.model.name + ' (' + block.serial + ')');

    // MESH ブロックに BLE 接続
    await block.connect();
  }

  // 全 MESH ブロックからの通知を受信する
  mesh.on('notify', (message) => {
    // 通知の内容を出力する
    console.log('---------------------------------');
    console.log(message.model.name + ' (' + message.serial + ')');
    console.log('メッセージタイプ: ' + message.type);
    console.log(JSON.stringify(message.data, null, '  '));
  });
})();

MESH ブロックからの通知をまとめて受信するには、それぞれの MESH ブロックに接続してから、Mesh オブジェクトで notify イベントのリスナー関数をセットします。

リスナー関数には、受信した通知メッセージを表す MeshBlockMessage が引数として引き渡されます。

上記コードは次のような結果を出力します:

3 個の MESH ブロックを発見しました。
- MESH LED (1008966)
- MESH Button (1009323)
- MESH Move (1010296)
---------------------------------
MESH LED (1004638)
メッセージタイプ: icon
{
  "press": "single"
}
---------------------------------
MESH Button (1004778)
メッセージタイプ: button
{
  "press": "single"
}
---------------------------------
MESH Move (1005163)
メッセージタイプ: tap
{
  "x": 0.0029296875,
  "y": 0.01171875,
  "z": 1.0244140625
}

MeshBlockMessage には、通知を発出した MESH ブロックの情報、メッセージタイプ、データが格納されています。MESH ブロックの種類とメッセージタイプの組み合わせによって、データの内容は変わります。詳細については MeshBlockMessage の欄をご覧ください。

計測値を取得する

人感ブロック、明るさブロック、温度・湿度ブロックでは、内蔵されたセンサーの計測値を取得することができます。次のサンプルは、温度・湿度ブロックから温度・湿度を取り出して出力します。

const Mesh = require('node-sony-mesh');
const mesh = new Mesh();

(async () => {
  // `Mesh` オブジェクトを初期化
  await mesh.init();

  // 温度・湿度ブロックだけを発見
  const block_list = await mesh.discover({ model: ['TH'] });
  const block = block_list[0];

  if (!block) {
    throw new Error('温度・湿度ブロックが見つかりませんでした。');
  }

  // BLE 接続
  await block.connect();

  // センサー計測結果を取得して出力
  const res = await block.getCurrentData();
  console.log(`- 温度: ${res.temperature} degC`);
  console.log(`- 湿度: ${res.humidity} %RH`);

  // BLE 接続を切断
  await block.disconnect();
})();

このサンプルを実行すると、次のような結果が出力されます。

- 温度: 26.7 degC
- 湿度: 38 %RH

人感ブロック、明るさブロック、温度・湿度ブロックの MeshBlock オブジェクトの getCurrentData() メソッドを使って、センサーの計測値を取得することができます。取得できる値はブロックによって異なります。人感ブロックの getCurrentData() メソッド明るさブロックの getCurrentData() メソッド温度・湿度ブロックの getCurrentData() メソッドの説明をご覧ください。

計測値通知を開始する

前述の「全 MESH ブロックからの通知を受信する」のように、アイコンボタンの押下などのすべてのブロックがサポートしているイベント、そして、ボタンブロックのボタン押下と動きブロックの加速度のイベントに関しては、BLE 接続してから Mesh オブジェクト、または、MeshBlock オブジェクトで発生する notify イベントをリッスンすればメッセージを受信することができます。

一方で、人感ブロック、明るさブロック、温度・湿度ブロックの場合は、通知の開始を指示しないと、それぞれのセンサーの計測値を通知しません。次のサンプルは、人感ブロックを使って、人 (障害物) の検知状態をリアルタイムに出力します。

const Mesh = require('node-sony-mesh');
const mesh = new Mesh();

(async () => {
  // `Mesh` オブジェクトを初期化
  await mesh.init();

  // 人感ブロックだけを発見
  const block_list = await mesh.discover({ model: ['MD'] });
  const block = block_list[0];

  if (!block) {
    throw new Error('人感ブロックが見つかりませんでした。');
  }

  // BLE 接続
  await block.connect();

  // 通知を開始
  await block.startNotification();

  // notify イベントのリスナーをセット
  block.on('notify', (message) => {
    if (message.data.state === true) {
      console.log('検知状態になりました');
    } else {
      console.log('未検地状態になりました');
    }
  });
})();

このサンプルを実行して、人感ブロックに手をかざしたり離したりすると次のような結果が出力されます。

検知状態になりました
検知状態になりました
検知状態になりました
検知状態になりました
未検地状態になりました

人感ブロック、明るさブロック、温度・湿度ブロックでは、MeshBlock オブジェクトの startNotification() メソッドを呼び出すことで通知が開始されます。ブロックによって通知パラメータを指定することができますが、パラメータはブロックによって異なります。また、得られる通知の情報もブロックによって異なります。

それぞれの詳細は、人感ブロックの startNotification() メソッド明るさブロックの startNotification() メソッド温度・湿度ブロックの startNotification() メソッドの説明をご覧ください。


Mesh オブジェクト

node-sony-mesh を使うためには、次のように、node-sony-mesh モジュールをロードしなければいけません:

const Mesh = require('node-sony-mesh');

上記コードから Mesh コンストラクタが得られます。その後、次のように、Mesh コンストラクタから Mesh オブジェクトを生成しなければいけません:

const mesh = new Mesh();

init() メソッド

Mesh オブジェクトは当初は利用することができません。以下のように、init() メソッドを使って初期化しなければいけません:

await mesh.init();

init() メソッドは Promise オブジェクトを返します。Mesh オブジェクトが初期化されれば、以降の章で説明するメソッドを呼び出すことができるようになります。

discover() メソッド

discover メソッドは、近隣の MESH ブロックを発見します。このメソッドは Promise オブジェクトを返します。このメソッドは、次の通りのパラメータを含んだハッシュオブジェクトを引数に取ります:

プロパティ | 型 | 必須 | 説明 :------------|:--------|:-----|:------------ duration | Number | 任意 | 発見処理の時間 (ミリ秒)。デフォルト値は 5000 (ミリ秒) です。 model | Array | 任意 | ブロックのモデル ID のリスト (例: ["LE", "PA"])

model を指定すると、該当のモデルのブロックのみを発見対象とします。モデル ID とブロック名称の対応は下表のとおりです。

モデル ID | ブロック名称 :---------|:--------------- BU | ボタンブロック (MESH-100BU) LE | LED ブロック (MESH-100LE) AC | 動きブロック (MESH-100AC) MD | 人感ブロック (MESH-100MD) PA | 明るさブロック (MESH-100PA) TH | 温度・湿度ブロック (MESH-100TH) GP | GPIO ブロック (MESH-100GP)

下記コードでは、durationmodeldiscover() メソッドに引き渡されています:

await mesh.init();
const device_list = mesh.discover({
  duration: 5000,
  model: ['LE']
});

もし MESH ブロックが 5 秒で見つかれば、Array オブジェクト返されます。その Array オブジェクトには、見つかった MESH ブロックを表す MeshBlock オブジェクトが含まれています。詳細は "MeshBlock オブジェクト" の章をご覧ください。

wait() method

wait() メソッドは指定のミリ秒間だけ待ちます。このメソッドは待ち時間を表す整数 (ミリ秒) を引数に取ります。このメソッドは Promise オブジェクトを返します。

await mesh.wait(1000); // 1 秒間待ちます。

discover イベント

Mesh オブジェクトでは、MESH ブロックが発見されると、discover イベントが発出されます。discover イベントにリスナー関数をセットすると、そのリスナー関数には MeshBlock オブジェクトが引き渡されます。

// `Mesh` オブジェクトを初期化
await mesh.init();

// discover イベントのリスナーをセット
let cnt = 0;
mesh.on('discover', (block) => {
  console.log('- ' + block.model.name + ' (' + block.serial + ')');
  cnt++;
});

// MESH ブロックの発見処理を開始
await mesh.discover({ duration: 5000 });
console.log('以上 ' + cnt + ' 個の MESH ブロックが発見されました。');

上記コードは、次のような結果を出力します:

- MESH Move (1010296)
- MESH Button (1009323)
- MESH LED (1008966)
以上 3 個の MESH ブロックが発見されました。

notify イベント

Mesh オブジェクトでは、接続済みの MESH ブロックから通知を受信すると、notify イベントが発出されます。notify イベントにリスナー関数をセットすると、そのリスナー関数には MeshBlockMessage オブジェクトが引き渡されます。

notify イベントの使い方は、クイックスタートの「全 MESH ブロックからの通知を受信する」をご覧ください。


MeshBlock オブジェクト

MeshBlock オブジェクトは、Mesh オブジェクトの discover() メソッドを呼び出すことによって発見された MESH ブロックを表します。このオブジェクトのプロパティやメソッドは、すべての MESH ブロックで利用可能です。

プロパティ

MeshBlock オブジェクトには以下に挙げられたプロパティが実装されています:

プロパティ | 型 | 説明 :---------------|:--------|----------------------------- id | String | Bluetooth アドレスから : を除いた値 (例: fd26f39c9236) connected | Boolean | もしデバイスが接続されていれば、この値は true になります。そうでなければ、false になります。 serial | String | シリアル番号 (例: 1010296) model | MeshBlockModel | MESH ブロックのモデル情報を格納したオブジェクト version | String | ファームウェアバージョン (例: 1.2.5) battery | Integer | バッテリーレベル (0 ~ 100 %)

version および battery は、BLE 接続後に有効になります。BLE 接続前は、version には空文字列が、battery には 0 がセットされます。

次のサンプルコードは、発見された MESH ブロックのシリアル番号とモデル情報を出力します。

const Mesh = require('node-sony-mesh');
const mesh = new Mesh();

(async () => {
  await mesh.init();

  // MESH ブロックを発見
  const block_list = await mesh.discover();
  console.log(block_list.length + ' 個の MESH ブロックを発見しました。');

  for (const block of block_list) {
    // MESH ブロックの id とシリアル番号とモデル情報を出力
    console.log('-------------------------------------');
    console.log('- ID          : ' + block.id);
    console.log('- シリアル番号: ' + block.serial);
    console.log('- モデルID    : ' + block.model.id);
    console.log('- モデルタイプ: ' + block.model.type);
    console.log('- モデル番号  : ' + block.model.number);
    console.log('- モデル名    : ' + block.model.name);
  }
})();

このサンプルコードは次のような結果を出力します。

3 個の MESH ブロックを発見しました。
-------------------------------------
- ID          : d3916e308c44
- シリアル番号: 1004638
- モデルID    : LE
- モデルコード: 0
- モデル番号  : MESH-100LE
- モデル名    : MESH LED
-------------------------------------
- ID          : c72162b040b0
- シリアル番号: 1005163
- モデルID    : AC
- モデルコード: 1
- モデル番号  : MESH-100AC
- モデル名    : MESH Move
-------------------------------------
- ID          : fb4d0a5b1a03
- シリアル番号: 1004778
- モデルID    : BU
- モデルコード: 2
- モデル番号  : MESH-100BU
- モデル名    : MESH Button

connect() メソッド

connect() メソッドは、MESH ブロックとの BLE コネクションを確立します。このメソッドは Promise オブジェクトを返します。

以下のコードは、最初に発見された MESH ブロックに対して BLE 接続と切断を行います。その際に、接続状態を表す connected プロパティの値を出力します。

// MESH ブロックの発見
const block_list = await mesh.discover();

// 最初に見つかった MESH ブロック
const block = block_list[0];
console.log(block.connected); // false

// MESH ブロックに接続
await block.connect();
console.log(block.connected); // true

// MESH ブロックを切断
await block.disconnect();
console.log(block.connected); // false

結果は次のようになります:

false
true
false

disconnect() メソッド

disconnect() メソッドは、MESH ブロックとの接続を切断します。このメソッドは Promise オブジェクトを返します。詳細は前の章をご覧ください。

turnOnStatusBar() メソッド

turnOnStatusBar() メソッドは、MESH ブロックのステータスバー(中央部分の横ライン)の LED を点灯します。このメソッドは Promise オブジェクトを返します。このメソッドは、次のパラメータを含んだハッシュオブジェクトを引数に取ります:

プロパティ | 型 | 必須 | 説明 :---------|:-------|:-----|:--------------- r | Boolean | 任意 | 赤色有効フラグ (デフォルト: true) g | Boolean | 任意 | 緑色有効フラグ (デフォルト: true) b | Boolean | 任意 | 青色有効フラグ (デフォルト: true)

ステータスバーの LED は RGB の各コンポーネントのレベルを指定することはできず、各コンポーネントの ON/OFF しか指定することができません。指定がなければ、すべてのコンポーネントで true がセットされたものとして処理されます。つまり LED は白色で点灯します。

await block.turnOnStatusBar();

もし黄色で転倒させたい場合は、rgtrue をセットし、bfalse をセットします。

await block.turnOnStatusBar({ r: true, g: true, b: false });

このメソッドによって LED を点灯してから数秒後に自動的に消灯します。ステータスバーの LED を点灯し続けることはできません。

turnOffStatusBar() メソッド

turnOffStatusBar() メソッドは、MESH ブロックのステータスバー(中央部分の横ライン)の LED を消灯します。このメソッドは Promise オブジェクトを返します。

await block.turnOffStatusBar();

powerOff() メソッド

powerOff() メソッドは MESH ブロックの電源をオフにします。このメソッドは Promise オブジェクトを返します。

await block.powerOff();

connect イベント

connect() メソッドで BLE 接続が完了すると、MeshBlock オブジェクトで connect イベントが発出されます。

block.on('connect', () => {
  console.log('接続しました。');
});

disconnect イベント

BLE 接続が切断されると、MeshBlock オブジェクトで disconnect イベントが発出されます。

block.on('disconnect', () => {
  console.log('切断されました。');
});

MeshBlockBu オブジェクト (ボタンブロック)

MeshBlockBu オブジェクトは ボタンブロック (MESH-100BU) を表し、MeshBlock オブジェクトを継承しています。このオブジェクトには、ボタンブロック (MESH-100BU) に特化した以下のイベントが追加されています。

ボタンブロック (MESH-100BU)

notify イベント

接続済みの ボタンブロック (MESH-100BU) から通知を受信すると、MeshBlockBu オブジェクトで notify イベントが発出されます。notify イベントにリスナー関数をセットすると、そのリスナー関数には MeshBlockMessage オブジェクトが引き渡されます。

const Mesh = require('node-sony-mesh');
const mesh = new Mesh();

(async () => {
  await mesh.init();
  const block_list = await mesh.discover({ model: ['BU'] });
  const block = block_list[0];

  if (!block) {
    throw new Error('No MESH Button was found.');
  }

  // BLE 接続
  await block.connect();

  // notify イベントのリスナーをセット
  block.on('notify', (message) => {
    console.log(message);
  });
})();

ボタンブロック (MESH-100BU) のボタンを押すと、次のようなメッセージが出力されます。

{
  id: 'fb4d0a5b1a03',
  serial: '1004778',
  model: { id: 'BU', code: 2, number: 'MESH-100BU', name: 'MESH Button' },
  type: 'button',
  data: { press: 'single' }
}

ボタンブロック (MESH-100BU) のイベントメッセージの詳細は MeshBlockMessage オブジェクトの説明を参照してください。


MeshBlockLe オブジェクト (LED ブロック)

MeshBlockLe オブジェクトは LED ブロック (MESH-100LE) を表し、MeshBlock オブジェクトを継承しています。このオブジェクトには、LED ブロック (MESH-100LE) に特化した以下のメソッドが追加されています。

LED ブロック (MESH-100LE)

turnOnLed() メソッド

turnOnLed() メソッドは、LED ブロック (MESH-100LE) の LED を点灯します。このメソッドは Promise オブジェクトを返します。このメソッドは、次のパラメータを含んだハッシュオブジェクトを引数に取ります:

プロパティ | 型 | 必須 | 説明 :----------|:--------|:-----|:--------------- rgb | Array | 任意 | R, G, B 値 (それぞれ 0 ~ 255 の整数) を含んだ Array オブジェクト (デフォルト: [255, 255, 255]) duration | Integer | 任意 | 点灯時間 (デフォルト: 65535 ミリ秒) oncycle | Integer | 任意 | 点灯サイクル (デフォルト: 65535 ミリ秒) offcycle | Integer | 任意 | 消灯サイクル (デフォルト: 0 ミリ秒) pattern | String | 任意 | 点灯パターン (1: ぱっと光る、2: ふわっと光る)

引数を全く指定しなければ、LED は白色でぱっと光り、BLE 接続が切断されたり、turnOffLed() メソッドが呼び出されない限り、点灯し続けます。

duration (点灯時間) を過ぎても LED は消灯しませんので注意してください。この点灯時間とは、点灯および消灯のサイクルの時間を指しています。duration (点灯時間) と oncycle (点灯サイクル) と offcycle (消灯サイクル) の関係性については、SONY MESH 技術情報を参照してください。

次のコードは、LED を黄色でふわっと光るように点灯し、5 秒後に消灯してから BLE を切断します。

const Mesh = require('node-sony-mesh');
const mesh = new Mesh();

(async () => {
  await mesh.init();
  const block_list = await mesh.discover({ model: ['LE'] });
  const block = block_list[0];

  if (!block) {
    throw new Error('No MESH LED was found.');
  }

  // BLE 接続
  await block.connect();

  // LED を黄色でふわっと点灯
  await block.turnOnLed({
    rgb: [255, 255, 0],
    pattern: 2
  });

  // 5 秒待つ
  await mesh.wait(5000);

  // 消灯
  await block.turnOffLed();

  // BLE 切断
  await block.disconnect();
}) ();

turnOffLed() メソッド

turnOffLed() メソッドは、LED ブロック (MESH-100LE) の LED を消灯します。このメソッドは Promise オブジェクトを返します。

使い方については、turnOnLed() メソッドのサンプルコードを参照してください。

notify イベント

接続済みの LED ブロック (MESH-100LE) から通知を受信すると、MeshBlockLe オブジェクトで notify イベントが発出されます。notify イベントにリスナー関数をセットすると、そのリスナー関数には MeshBlockMessage オブジェクトが引き渡されます。

const Mesh = require('node-sony-mesh');
const mesh = new Mesh();

(async () => {
  await mesh.init();
  const block_list = await mesh.discover({ model: ['LE'] });
  const block = block_list[0];

  if (!block) {
    throw new Error('No MESH LED was found.');
  }

  // BLE 接続
  await block.connect();

  // notify イベントのリスナーをセット
  block.on('notify', (message) => {
    console.log(message);
  });
})();

LED ブロック (MESH-100LE) のアイコンボタンを押すと、次のようなメッセージが出力されます。

{
  id: 'd3916e308c44',
  serial: '1004638',
  model: { id: 'LE', code: 0, number: 'MESH-100LE', name: 'MESH LED' },
  type: 'icon',
  data: { press: 'single' }
}

LED ブロック (MESH-100LE) のイベントメッセージの詳細は MeshBlockMessage オブジェクトの説明を参照してください。なお、LED ブロック (MESH-100LE) に特化したイベントメッセージはありません。全モデル共通のイベントのみが送出されます。


MeshBlockAc オブジェクト (動きブロック)

MeshBlockAc オブジェクトは 動きブロック (MESH-100AC) を表し、MeshBlock オブジェクトを継承しています。このオブジェクトには、動きブロック (MESH-100AC) に特化した以下のイベントが追加されています。

動きブロック (MESH-100AC)

notify イベント

接続済みの 動きブロック (MESH-100AC) から通知を受信すると、MeshBlockAc オブジェクトで notify イベントが発出されます。notify イベントにリスナー関数をセットすると、そのリスナー関数には MeshBlockMessage オブジェクトが引き渡されます。

const Mesh = require('node-sony-mesh');
const mesh = new Mesh();

(async () => {
  await mesh.init();
  const block_list = await mesh.discover({ model: ['BU'] });
  const block = block_list[0];

  if (!block) {
    throw new Error('No MESH Button was found.');
  }

  // BLE 接続
  await block.connect();

  // notify イベントのリスナーをセット
  block.on('notify', (message) => {
    console.log(message);
  });
})();

動きブロック (MESH-100AC) をタップして軽い振動を与えると、次のようなメッセージが出力されます。

{
  id: 'c72162b040b0',
  serial: '1005163',
  model: { id: 'AC', code: 1, number: 'MESH-100AC', name: 'MESH Move' },
  type: 'tap',
  data: { x: 0, y: 0.0087890625, z: 0.92578125 }
}

動きブロック (MESH-100AC) のイベントメッセージの詳細は MeshBlockMessage オブジェクトの説明を参照してください。


MeshBlockMd オブジェクト (人感ブロック)

MeshBlockMd オブジェクトは 人感ブロック (MESH-100MD) を表し、MeshBlock オブジェクトを継承しています。このオブジェクトには、人感ブロック (MESH-100MD) に特化した以下のメソッドとイベントが追加されています。

人感ブロック (MESH-100MD)

getCurrentData() メソッド

getCurrentData() メソッドは現在の検知状態を取得します。このメソッドは Promise オブジェクトを返します。このメソッドは、次のパラメータを含んだハッシュオブジェクトを引数に取ります:

プロパティ | 型 | 必須 | 説明 :---------|:-------|:-----|:--------------- dtime | Integer | 任意 | 応答時の検知判断時間: 500 ~ 60000 ミリ秒 (デフォルト: 500 ミリ秒)

人感ブロック (MESH-100MD) は、dtime に指定する時間だけ過去にさかのぼって障害物を検知したのかを判定し、その結果を返します。例えば dtime60000 (1 分) を指定すると、過去 1 分に一度でも障害物を検知すれば、たとえ現在障害物を検知していなくても、障害物ありと判定します。

このメソッドは次のプロパティを持ったオブジェクトを返します。

プロパティ名 | 型 | 説明 :-----------|:--------|:------------------------ state | Boolean | 障害物を検知したら true、そうでなければ false がセットされます。

次のコードは、5 秒おきにこのメソッドを使って状態を取得して、その結果を出力します。応答時の検知判断時間 dtime には 60000 (1 分) を指定しています。

const Mesh = require('node-sony-mesh');
const mesh = new Mesh();

(async () => {
  await mesh.init();
  const block_list = await mesh.discover({ model: ['MD'] });
  const block = block_list[0];

  if (!block) {
    throw new Error('No MESH Motion was found.');
  }

  // BLE 接続
  await block.connect();

  // 5 秒おきに動き検知状態を取得
  setInterval(async () => {
    const res = await block.getCurrentData({ dtime: 60000 });
    console.log(res);
  }, 5000);
})();

このコードを実行し、検知を開始してから手をかざして障害物を検知させると、次のような結果が出力されます。手の動きを止めても、1 分間は true が維持されます。

{ state: false }
{ state: false }
{ state: true }
{ state: true }
{ state: true }
{ state: true }

startNotification() メソッド

startNotification() メソッドは、人感ブロック (MESH-100MD) の通知を開始します。このメソッドは Promise オブジェクトを返します。このメソッドは、次のパラメータを含んだハッシュオブジェクトを引数に取ります:

プロパティ | 型 | 必須 | 説明 :----------|:--------|:-----|:--------------- htime | Integer | 任意 | 検知時の保持時間: 200 ~ 60000 ミリ秒 (デフォルト: 500 ミリ秒) periodic | Boolean | 任意 | 200 ミり秒間隔通知有効フラグ (デフォルト: false)

htime (検知時の保持時間) とは、障害物が検知されてから、ふたたび未検知の状態に戻るまでの時間です。periodic を指定 (true をセット) すると、障害物があろうがなかろうが、200 ミリ秒間隔で通知が行われます。

次のコードは、人感ブロック (MESH-100MD) の通知を開始し、通知メッセージを出力します。

const Mesh = require('node-sony-mesh');
const mesh = new Mesh();

(async () => {
  await mesh.init();
  const block_list = await mesh.discover({ model: ['MD'] });
  const block = block_list[0];

  if (!block) {
    throw new Error('No MESH Motion was found.');
  }

  // BLE 接続
  await block.connect();

  // 通知を開始
  await block.startNotification({ htime: 1000 });

  // notify イベントのリスナーをセット
  block.on('notify', (message) => {
    console.log(message);
  });
})();

通知を受信すると、MeshBlockMd オブジェクト (変数 block) で notify イベントが発出されます。そのリスナー関数では、通知メッセージを表す MeshBlockMessage オブジェクトが引き渡されます。

このコードを実行し、検知を開始してから手をかざして動きを検知させると、次のような結果が出力されます。

{
  id: 'd4d9739ecc85',
  serial: '1003408',
  model: { id: 'MD', code: 16, number: 'MESH-100MD', name: 'MESH Motion' },
  type: 'motion',
  data: { state: true }
}

人感ブロック (MESH-100MD) のイベントメッセージの詳細は MeshBlockMessage オブジェクトの説明を参照してください。

stopNotification() メソッド

stopNotification() メソッドは、人感ブロック (MESH-100MD) の通知を停止します。このメソッドは Promise オブジェクトを返します。

await block.stopNotification();

notify イベント

接続済みの人感ブロック (MESH-100MD) から通知を受信すると、MeshBlockMd オブジェクトで notify イベントが発出されます。notify イベントにリスナー関数をセットすると、そのリスナー関数には MeshBlockMessage オブジェクトが引き渡されます。

使い方については、startNotification() メソッドのサンプルコードを参照してください。


MeshBlockPa オブジェクト (明るさブロック)

MeshBlockPa オブジェクトは 明るさブロック (MESH-100PA) を表し、MeshBlock オブジェクトを継承しています。このオブジェクトには、明るさブロック (MESH-100PA) に特化した以下のメソッドとイベントが追加されています。

明るさブロック (MESH-100PA)

getCurrentData() メソッド

getCurrentData() メソッドは現在のセンサー計測結果を取得します。このメソッドは Promise オブジェクトを返します。このメソッドに引数はありません。

このメソッドは次のプロパティを持ったオブジェクトを返します。

プロパティ名 | 型 | 説明 :-------------|:--------|:------------------------ illuminance | Integer | 明るさ (単位は lx) proximity | Integer | 近接度

近接度は明るさブロック (MESH-100PA) の正面の近辺に障害物があると大きな値、障害物がない場合は小さな値になります。

次のコードは、5 秒おきにこのメソッドを使って状態を取得して、その結果を出力します。

const Mesh = require('node-sony-mesh');
const mesh = new Mesh();

(async () => {
  await mesh.init();
  const block_list = await mesh.discover({ model: ['PA'] });
  const block = block_list[0];

  if (!block) {
    throw new Error('No MESH Brightness was found.');
  }

  // BLE 接続
  await block.connect();

  // 5 秒おきにセンサー計測結果を取得
  setInterval(async () => {
    const res = await block.getCurrentData();
    console.log(res);
  }, 5000);
})();

このコードを実行すると、次のような通知メッセージが出力されます。

{ illuminance: 50, proximity: 21 }

startNotification() メソッド

startNotification() メソッドは、明るさブロック (MESH-100PA) の通知を開始します。このメソッドは Promise オブジェクトを返します。このメソッドは、次のパラメータを含んだハッシュオブジェクトを引数に取ります:

プロパティ | 型 | 必須 | 説明 :----------|:--------|:-----|:--------------- periodic | Boolean | 任意 | 500 ミり秒間隔通知有効フラグ (デフォルト: false)

periodic を指定 (true をセット) すると、明るさの変化があろうがなかろうが、500 ミリ秒間隔で通知が行われます。

次のコードは、明るさブロック (MESH-100PA) の通知を開始し、通知メッセージを出力します。

const Mesh = require('node-sony-mesh');
const mesh = new Mesh();

(async () => {
  await mesh.init();
  const block_list = await mesh.discover({ model: ['PA'] });
  const block = block_list[0];

  if (!block) {
    throw new Error('No MESH Brightness was found.');
  }

  // BLE 接続
  await block.connect();

  // 通知を開始
  await block.startNotification({ periodic: true });

  // notify イベントのリスナーをセット
  block.on('notify', (message) => {
    console.log(message);
  });
})();

通知を受信すると、MeshBlockPa オブジェクト (変数 block) で notify イベントが発出されます。そのリスナー関数では、通知メッセージを表す MeshBlockMessage オブジェクトが引き渡されます。

このコードを実行し、検知を開始してから手をかざして動きを検知させると、次のような結果が出力されます。

{
  id: 'dda82a292d2b',
  serial: '1002563',
  model: { id: 'PA', code: 17, number: 'MESH-100PA', name: 'MESH Brightness' },
  type: 'brightness',
  data: { proximity: 17, illuminance: 230 }
}

明るさブロック (MESH-100PA) のイベントメッセージの詳細は MeshBlockMessage オブジェクトの説明を参照してください。

stopNotification() メソッド

stopNotification() メソッドは、明るさブロック (MESH-100PA) の通知を停止します。このメソッドは Promise オブジェクトを返します。

await block.stopNotification();

notify イベント

接続済みの明るさブロック (MESH-100PA) から通知を受信すると、MeshBlockPa オブジェクトで notify イベントが発出されます。notify イベントにリスナー関数をセットすると、そのリスナー関数には MeshBlockMessage オブジェクトが引き渡されます。

使い方については、startNotification() メソッドのサンプルコードを参照してください。


MeshBlockTh オブジェクト (温度・湿度ブロック)

MeshBlockTh オブジェクトは温度・湿度ブロック (MESH-100TH) を表し、MeshBlock オブジェクトを継承しています。このオブジェクトには、温度・湿度ブロック (MESH-100TH) に特化した以下のメソッドとイベントが追加されています。

温度・湿度ブロック (MESH-100TH)

getCurrentData() メソッド

getCurrentData() メソッドは現在のセンサー計測結果を取得します。このメソッドは Promise オブジェクトを返します。このメソッドに引数はありません。

このメソッドは次のプロパティを持ったオブジェクトを返します。

プロパティ名 | 型 | 説明 :-------------|:--------|:------------------------ temperature | Float | 温度 (単位: degC) humidity | Integer | 相対湿度 (単位: %RH)

次のコードは、5 秒おきにこのメソッドを使って状態を取得して、その結果を出力します。

const Mesh = require('node-sony-mesh');
const mesh = new Mesh();

(async () => {
  await mesh.init();
  const block_list = await mesh.discover({ model: ['TH'] });
  const block = block_list[0];

  if (!block) {
    throw new Error('No MESH Brightness was found.');
  }

  // BLE 接続
  await block.connect();

  // 5 秒おきにセンサー計測結果を取得
  setInterval(async () => {
    const res = await block.getCurrentData();
    console.log(res);
  }, 5000);
})();

このコードを実行すると、次のような通知メッセージが出力されます。

{ temperature: 25.2, humidity: 43 }

startNotification() メソッド

startNotification() メソッドは、温度・湿度ブロック (MESH-100TH) の通知を開始します。このメソッドは Promise オブジェクトを返します。このメソッドは、次のパラメータを含んだハッシュオブジェクトを引数に取ります:

プロパティ | 型 | 必須 | 説明 :----------|:--------|:-----|:--------------- periodic | Boolean | 任意 | 50 ミり秒間隔通知有効フラグ (デフォルト: false)

periodic を指定 (true をセット) すると、温度や湿度の変化があろうがなかろうが、50 ミリ秒間隔で通知が行われます。

次のコードは、温度・湿度ブロック (MESH-100TH) の通知を開始し、通知メッセージを出力します。

const Mesh = require('node-sony-mesh');
const mesh = new Mesh();

(async () => {
  await mesh.init();
  const block_list = await mesh.discover({ model: ['TH'] });
  const block = block_list[0];

  if (!block) {
    throw new Error('No MESH Temperature & Humidity was found.');
  }

  // BLE 接続
  await block.connect();

  // 通知を開始
  await block.startNotification({ periodic: true });

  // notify イベントのリスナーをセット
  block.on('notify', (message) => {
    console.log(message);
  });
})();

通知を受信すると、MeshBlockTh オブジェクト (変数 block) で notify イベントが発出されます。そのリスナー関数では、通知メッセージを表す MeshBlockMessage オブジェクトが引き渡されます。

このコードを実行すると、次のような結果が出力されます。

{
  id: 'fba457d8079b',
  serial: '1002298',
  model: {
    id: 'TH',
    code: 18,
    number: 'MESH-100TH',
    name: 'MESH Temperature & Humidity'
  },
  type: 'temperature-humidity',
  data: { temperature: 24.1, humidity: 41 }
}

温度・湿度ブロック (MESH-100TH) のイベントメッセージの詳細は MeshBlockMessage オブジェクトの説明を参照してください。

stopNotification() メソッド

stopNotification() メソッドは、温度・湿度ブロック (MESH-100TH) の通知を停止します。このメソッドは Promise オブジェクトを返します。

await block.stopNotification();

notify イベント

接続済みの温度・湿度ブロック (MESH-100TH) から通知を受信すると、MeshBlockTh オブジェクトで notify イベントが発出されます。notify イベントにリスナー関数をセットすると、そのリスナー関数には MeshBlockMessage オブジェクトが引き渡されます。

使い方については、startNotification() メソッドのサンプルコードを参照してください。


MeshBlockGp オブジェクト (GPIO ブロック)

MeshBlockGp オブジェクトは GPIO ブロック (MESH-100GP) を表し、MeshBlock オブジェクトを継承しています。このオブジェクトには、GPIO ブロック (MESH-100GP) に特化した以下のメソッドとイベントが追加されています。

GPIO ブロック (MESH-100GP)

ピン配置

GPIO ブロック (MESH-100GP) にはピン端子が 10 個用意されています。各ピンの用途は以下の通りです。

GPIO ブロック (MESH-100GP) の上面

                    I/O
 +-------+-------+-------+-------+-------+
▶| VOUT  | DIN1  | DIN2  | DIN3  | GND   |
 +-------+-------+-------+-------+-------+
 | DOUT1 | DOUT2 | DOUT3 | AIN   | PWM   |
 +-------+-------+-------+-------+-------+

各ピンの仕様については公式サイトの説明を参照してください。

getDin() メソッド

getDin() メソッドは GPIO ブロック (MESH-100GP) の DIN1 ~ DIN3 端子のデジタル入力の状態 (High または Low) を取得します。このメソッドは Promise オブジェクトを返します。このメソッドは次の引数を取ります。

  | 引数名 | 型 | 必須 | 説明 :------|:-------|:--------|:-----|:-------- 1 |pin | Integer | 必須 | DIN の番号を指定します。たとえば DIN1 なら 1 を指定します。

このメソッドは、以下のプロパティを持ったオブジェクトを返します。

プロパティ | 型 | 説明 :---------|:--------|:-------- state | Boolean | true なら High、false なら Low を意味します。

次のコードは、DIN1 のデジタル入力の状態を取得して、結果を出力します。

const res = await block.getDin(1);
console.log(res);

このコードは次のような結果を出力します。

{ state: true }

startDinNotification() メソッド

startDinNotification() メソッドは、GPIO ブロック (MESH-100GP) の DIN1 ~ DIN3 端子のデジタル入力の状態 (High または Low) の変化を知らせる通知を開始します。このメソッドは Promise オブジェクトを返します。このメソッドに引数はありません。このメソッドを実行すると、DIN1 ~ DIN3 すべての状態変化の通知が開始されます。

次のコードは、DIN1 ~ DIN3 の状態変化の通知を開始し、通知メッセージを出力します。

// 通知を開始
await block.startDinNotification();

// notify イベントのリスナーをセット
block.on('notify', (message) => {
  console.log(message);
});

通知を受信すると、MeshBlockGp オブジェクト (変数 block) で notify イベントが発出されます。そのリスナー関数では、通知メッセージを表す MeshBlockMessage オブジェクトが引き渡されます。

このコードを実行すると、次のような結果が出力されます。

{
  id: 'db4316ef4fc4',
  serial: '1004027',
  model: { id: 'GP', code: 9, number: 'MESH-100GP', name: 'MESH GPIO' },
  type: 'din-event',
  data: { pin: 1, state: true }
}

GPIO ブロック (MESH-100GP) のイベントメッセージの詳細は MeshBlockMessage オブジェクトの説明を参照してください。

stopDinNotification() メソッド

stopDinNotification() メソッドは、GPIO ブロック (MESH-100GP) の DIN1 ~ DIN3 の状態変化の通知を停止します。このメソッドは Promise オブジェクトを返します。

await block.stopDinNotification();

getDout() メソッド

getDout() メソッドは GPIO ブロック (MESH-100GP) の DOUT1 ~ DOUT3 端子のデジタル出力の状態 (High または Low) を取得します。このメソッドは Promise オブジェクトを返します。このメソッドは次の引数を取ります。

  | 引数名 | 型 | 必須 | 説明 :------|:-------|:--------|:-----|:-------- 1 |pin | Integer | 必須 | DOUT の番号を指定します。たとえば DOUT1 なら 1 を指定します。

このメソッドは、以下のプロパティを持ったオブジェクトを返します。

プロパティ | 型 | 説明 :---------|:--------|:-------- state | Boolean | true なら High、false なら Low を意味します。

次のコードは、DOUT1 のデジタル出力の状態を取得して、結果を出力します。

const res = await block.getDout(1);
console.log(res);

このコードは次のような結果を出力します。

{ state: true }

setDout() メソッド

setDout() メソッドは GPIO ブロック (MESH-100GP) の DOUT1 ~ DOUT3 端子のデジタル出力の状態 (High または Low) をセットします。このメソッドは Promise オブジェクトを返します。このメソッドは次の引数を取ります。

  | 引数名 | 型 | 必須 | 説明 :------|:--------|:--------|:-----|:-------- 1 | pin | Integer | 必須 | DOUT の番号を指定します。たとえば DOUT1 なら 1 を指定します。 2 | state | Boolean | 必須 | High なら true を、Low なら false を指定します。

次のコードは、DOUT1 のデジタル出力の状態を High にします。

await block.setDout(1, true);

getPwm() メソッド

getPwm() メソッドは GPIO ブロック (MESH-100GP) の PWM 端子の出力のレベルを取得します。このメソッドは Promise オブジェクトを返します。

このメソッドは、以下のプロパティを持ったオブジェクトを返します。

プロパティ | 型 | 説明 :---------|:--------|:-------- level | Integer | PWM 出力レベル: 0 ~ 255

次のコードは、PWM 出力レベルを取得して、結果を出力します。

const res = await block.getPwm();
console.log(res);

このコードは次のような結果を出力します。

{ level: 250 }

setPwm() メソッド

setPwm() メソッドは GPIO ブロック (MESH-100GP) の PWM 端子の出力レベルをセットします。このメソッドは Promise オブジェクトを返します。このメソッドは次の引数を取ります。

  | 引数名 | 型 | 必須 | 説明 :------|:--------|:--------|:-----|:-------- 1 | level | Integer | 必須 | 出力レベル: 0 ~ 255

次のコードは、PWM の出力レベルを 255 にします。

await block.setPwm(255);

getVout() メソッド

getPwm() メソッドは GPIO ブロック (MESH-100GP) の VOUT 端子の状態を取得します。このメソッドは Promise オブジェクトを返します。

このメソッドは、以下のプロパティを持ったオブジェクトを返します。

プロパティ | 型 | 説明 :---------|:--------|:-------- state | Boolean | VOUT の状態: true なら ON、false なら OFF

次のコードは、VOUT 出力状態を取得して、結果を出力します。

const res = await block.getVout();
console.log(res);

このコードは次のような結果を出力します。

{ state: true }

setVout() メソッド

setVout() メソッドは GPIO ブロック (MESH-100GP) の VOUT 端子の出力を制御します。このメソッドは Promise オブジェクトを返します。このメソッドは次の引数を取ります。

  | 引数名 | 型 | 必須 | 説明 :------|:--------|:--------|:-----|:-------- 1 | state | Boolean | 必須 | true: ON、false: OFF

次のコードは、VOUT の出力を ON にします。

await block.setVout(true);

getAin() メソッド

getAin() メソッドは GPIO ブロック (MESH-100GP) の AIN 端子のアナログ入力のレベルを取得します。このメソッドは Promise オブジェクトを返します。

このメソッドは、以下のプロパティを持ったオブジェクトを返します。

プロパティ | 型 | 説明 :---------|:--------|:-------- level | Float | 入力レベル (0.0 ~ 3.0 V)

次のコードは、AIN のアナログ入力のレベルを取得して、結果を出力します。

const res = await block.getAin();
console.log(res);

このコードは次のような結果を出力します。

{ level: 2.13 }

startAinNotification() メソッド

startAinNotification() メソッドは、GPIO ブロック (MESH-100GP) の AIN 端子のアナログ入力のレベルの変化を知らせる通知を開始します。このメソッドは Promise オブジェクトを返します。このメソッドに引数はありません。

次のコードは、AIN の状態変化の通知を開始し、通知メッセージを出力します。

// 通知を開始
await block.startAinNotification();

// notify イベントのリスナーをセット
block.on('notify', (message) => {
  console.log(message);
});

通知を受信すると、MeshBlockGp オブジェクト (変数 block) で notify イベントが発出されます。そのリスナー関数では、通知メッセージを表す MeshBlockMessage オブジェクトが引き渡されます。

このコードを実行すると、次のような結果が出力されます。

{
  id: 'db4316ef4fc4',
  serial: '1004027',
  model: { id: 'GP', code: 9, number: 'MESH-100GP', name: 'MESH GPIO' },
  type: 'ain-state',
  data: { pin: 1, level: 2.21 }
}

GPIO ブロック (MESH-100GP) のイベントメッセージの詳細は MeshBlockMessage オブジェクトの説明を参照してください。

stopAinNotification() メソッド

stopAinNotification() メソッドは、GPIO ブロック (MESH-100GP) の AIN のレベルの変化の通知を停止します。このメソッドは Promise オブジェクトを返します。

await block.stopAinNotification();

notify イベント

接続済みのGPIO ブロック (MESH-100GP) から通知を受信すると、MeshBlockGp オブジェクトで notify イベントが発出されます。notify イベントにリスナー関数をセットすると、そのリスナー関数には MeshBlockMessage オブジェクトが引き渡されます。

使い方については、startDinNotification() メソッドと startAinNotification() メソッドのサンプルコードを参照してください。


MeshBlockMessage オブジェクト

Mesh オブジェクトの notify イベント、および、MeshBlock オブジェクトの notify イベントが発出されたとき、リスナー関数に MeshBlockMessage オブジェクトが引き渡されます。

MeshBlockMessage オブジェクトは次のプロパティを持ちます。

プロパティ | 型 | 説明 :---------|:-------|----------------------------- id | String | Bluetooth アドレスから : を除いた値 (例: fd26f39c9236) serial | String | シリアル番号 (例: 1010296) model | MeshBlockModel | MESH ブロックのモデル情報を格納したオブジェクト type | String | メッセージタイプ data | Object | 通知のデータ

data の内容は、どのモデルの MESH ブロックが、どのメッセージタイプ type の通知を発したのかによって変わります。

次の例は、ボタンブロックのボタンを押したときに受信したメッセージです。

{
  id: 'fb4d0a5b1a03',
  serial: '1004778',
  model: { id: 'BU', code: 2, number: 'MESH-100BU', name: 'MESH Button' },
  type: 'button',
  data: { press: 'single' }
}

以下に、MESH ブロックのモデルごとに、typedata の対応を示します。

全モデル共通

定時通信 (メッセージタイプ: periodicreport)

この通知は、MESH ブロックに BLE 接続してから切断するまで定期的に送られてきます。通知内容はバッテリーレベルです。

プロパティ | 型 | 説明 :---------|:-------|----------------------------- battery | Integer | バッテリー残量 (%)

{
  id: 'c72162b040b0',
  serial: '1005163',
  model: { id: 'AC', code: 1, number: 'MESH-100AC', name: 'MESH Move' },
  type: 'periodicreport',
  data: { battery: 100 }
}

バッテリーレベルは 10, 20, 30, ..., 100 といった具合に 10 刻みの値となります。

アイコン押し検知 (メッセージタイプ: icon)

アイコン (MESH ブロック下部のアイコンが刻印された領域) を押すと、このイベントの通知が送られてきます。

プロパティ | 型 | 説明 :---------|:-------|----------------------------- press | String | single (1 回押し)、long (長回押し) のいずれか

{
  id: 'c72162b040b0',
  serial: '1005163',
  model: { id: 'AC', code: 1, number: 'MESH-100AC', name: 'MESH Move' },
  type: 'icon',
  data: { press: 'single' }
}

※ SONY が一般公開している「MESH 技術ドキュメント」では、この長押しが規定されているものの、アイコンを長押しすると電源が OFF になってしまうため、実際にはこの通知を受け取ることはできませんでした。

ブロック基本情報通知 (メッセージタイプ: blockbasicinfo)

このイベントは、BLE 接続した直後に、ブロックのモデル情報、シリアルナンバー、ファームウェアバージョンなど通知します。

プロパティ | 型 | 説明 :---------|:--------|----------------------------- model | MeshBlockModel | MESH ブロックのモデル情報を格納したオブジェクト serial | String | シリアル番号 (例: 1010296) version | String | ファームウェアバージョン (例: 1.2.5) battery | Integer | バッテリー残量 (%)

バッテリー残量は 10, 20, 30, ..., 100 といった具合に 10 刻みの値となります。

{
  id: 'c72162b040b0',
  serial: '1005163',
  model: { id: 'AC', code: 1, number: 'MESH-100AC', name: 'MESH Move' },
  type: 'blockbasicinfo',
  data: {
    model: { code: 1, number: 'MESH-100AC', name: 'MESH Move' },
    serial: '1005163',
    version: '1.2.5',
    battery: 100
  }
}

ボタンブロック

ボタン押し検知 (メッセージタイプ: button)

ボタンを 1 回押すと、このイベントの通知が送られてきます。

プロパティ | 型 | 説明 :---------|:-------|----------------------------- press | String | single (1 回押し)、long (長回押し)、double (2 回押し) のいずれか

{
  id: 'fb4d0a5b1a03',
  serial: '1004778',
  model: { id: 'BU', code: 2, number: 'MESH-100BU', name: 'MESH Button' },
  type: 'button',
  data: { press: 'single' }
}

動きブロック

タップイベント検知 (メッセージタイプ: tap)

MESH Move が振動を感知したら、このイベントの通知が送られてきます。

プロパティ | 型 | 説明 :---------|:-------|----------------------------- x | Number | x方向加速度 (G) y | Number | y方向加速度 (G) z | Number | z方向加速度 (G)

{
  id: 'c72162b040b0',
  serial: '1005163',
  model: { id: 'AC', code: 1, number: 'MESH-100AC', name: 'MESH Move' },
  type: 'tap',
  data: { x: 0.0048828125, y: 0.0146484375, z: 1.044921875 }
}

シェイクイベント検知 (メッセージタイプ: shake)

MESH Move が振られたときに、このイベントの通知が送られてきます。

プロパティ | 型 | 説明 :---------|:-------|----------------------------- x | Number | x方向加速度 (G) y | Number | y方向加速度 (G) z | Number | z方向加速度 (G)

{
  id: 'c72162b040b0',
  serial: '1005163',
  model: { id: 'AC', code: 1, number: 'MESH-100AC', name: 'MESH Move' },
  event: 'shake',
  data: { x: 0.2744140625, y: -0.072265625, z: 0.6650390625 }
}

フリップイベント検知 (メッセージタイプ: flip)

MESH Move がひっくり返されたときに、このイベントの通知が送られてきます。

プロパティ | 型 | 説明 :---------|:-------|----------------------------- x | Number | x方向加速度 (G) y | Number | y方向加速度 (G) z | Number | z方向加速度 (G)

{
  id: 'c72162b040b0',
  serial: '1005163',
  model: { id: 'AC', code: 1, number: 'MESH-100AC', name: 'MESH Move' },
  type: 'shake',
  data: { x: 0.0068359375, y: 0.01171875, z: 0.9912109375 }
}

オリエンテーションイベント検知 (メッセージタイプ: orientation)

MESH Move の向きが変わったときに、このイベントの通知が送られてきます。

プロパティ | 型 | 説明 :---------|:-------|----------------------------- orientation | Integer | 上を向いている面を表す整数 x | Number | x方向加速度 (G) y | Number | y方向加速度 (G) z | Number | z方向加速度 (G)

orientation の値の意味は下表のとおりです。

値 | 意味 :--|:----------------------- 1 | 左面が上 2 | 下面が上 3 | 表面が上 4 | 裏面が上 5 | 上面が上 6 | 右面が上

{
  id: 'c72162b040b0',
  serial: '1005163',
  model: { id: 'AC', code: 1, number: 'MESH-100AC', name: 'MESH Move' },
  type: 'orientation',
  data: { orientation: 3, x: 0.00390625, y: 0.0126953125, z: 0.9921875 }
}

人感ブロック

人感ブロックの場合、BLE 接続しただけでは通知メッセージを受け取ることができません。BLE 接続の後、startNotification() メソッドで通知を開始してください。

人物 (障害物) 検知 (メッセージタイプ: motion)

人感ブロックが人物 (障害物) を検知または検知しなくなったとき、このイベントの通知が送られてきます。

プロパティ | 型 | 説明 :---------|:--------|----------------------------- state | Boolean | true: 検知、false: 未検知

{
  id: 'd4d9739ecc85',
  serial: '1003408',
  model: { id: 'MD', code: 16, number: 'MESH-100MD', name: 'MESH Motion' },
  type: 'motion',
  data: { state: true }
}

明るさブロック

明るさブロックの場合、BLE 接続しただけでは通知メッセージを受け取ることができません。BLE 接続の後、startNotification() メソッドで通知を開始してください。

明るさ検知 (メッセージタイプ: brightness)

明るさブロックが明るさを検知すると、このイベント通知が送られてきます。

プロパティ名 | 型 | 説明 :-------------|:--------|:------------------------ illuminance | Integer | 明るさ (単位は lx) proximity | Integer | 近接度

近接度は明るさブロック (MESH-100PA) の正面の近辺に障害物があると大きな値、障害物がない場合は小さな値になります。

{
  id: 'dda82a292d2b',
  serial: '1002563',
  model: { id: 'PA', code: 17, number: 'MESH-100PA', name: 'MESH Brightness' },
  type: 'brightness',
  data: { proximity: 17, illuminance: 260 }
}

温度・湿度ブロック

温度・湿度ブロックの場合、BLE 接続しただけでは通知メッセージを受け取ることができません。BLE 接続の後、startNotification() メソッドで通知を開始してください。

温度・湿度検知 (メッセージタイプ: temperature-humidity)

温度・湿度ブロックが温度・湿度を検知すると、このイベント通知が送られてきます。

プロパティ名 | 型 | 説明 :-------------|:--------|:------------------------ temperature | Float | 温度 (単位: degC) humidity | Integer | 相対湿度 (単位: %RH)

{
  id: 'fba457d8079b',
  serial: '1002298',
  model: {
    id: 'TH',
    code: 18,
    number: 'MESH-100TH',
    name: 'MESH Temperature & Humidity'
  },
  type: 'temperature-humidity',
  data: { temperature: 23.9, humidity: 43 }
}

GPIOブロック

GPIO ブロック (MESH-100GP) の場合、BLE 接続しただけでは以下の通知メッセージを受け取ることができません。BLE 接続の後、startDinNotification() メソッド、または、startAinNotification() メソッドで通知を開始してください。

デジタル入力のイベント通知 (メッセージタイプ: din-event)

GPIO ブロック (MESH-100GP) で DIN1 ~ DIN3 端子のデジタル入力の状態 (High または Low) の変化があると、このイベント通知が送られてきます。

プロパティ名 | 型 | 説明 :-----------|:--------|:------------------------ pin | Integer | DIN 端子の番号 (1 ~ 3) state | Boolean | true: High、false: Low

{
  id: 'db4316ef4fc4',
  serial: '1004027',
  model: { id: 'GP', code: 9, number: 'MESH-100GP', name: 'MESH GPIO' },
  type: 'din-event',
  data: { pin: 1, state: true }
}

アナログ入力のイベント通知 (メッセージタイプ: ain-event)

GPIO ブロック (MESH-100GP) で AIN 端子のアナログ入力のレベル (電圧) の変化があると、このイベント通知が送られてきます。

プロパティ名 | 型 | 説明 :-----------|:--------|:------------------------ pin | Integer | AIN 端子の番号 (1 固定) level | Float | レベル (電圧): 0.0 ~ 3.0 V

{
  id: 'db4316ef4fc4',
  serial: '1004027',
  model: { id: 'GP', code: 9, number: 'MESH-100GP', name: 'MESH GPIO' },
  type: 'ain-state',
  data: { pin: 1, level: 2.21 }
}

MeshBlockModel オブジェクト

MeshBlockModel オブジェクトは、MESH ブロックのモデル情報を格納したオブジェクトです。このオブジェクトには以下のプロパティがセットされています:

プロパティ | 型 | 説明 :---------------|:--------|----------------------------- id | String | モデル ID (モデルを識別する 2 文字のアルファベット) code | Integer | モデルコード (モデルを識別する数値) number | String | モデル番号 name | String | モデル名

MESH ブロックのモデルは 7 種類あり、上記のモデル情報の組み合わせは下表のとおりです。

日本語製品名 | id | code | number | name :------------------|:-----|:-------|:-----------|:------------ LED ブロック | LE | 0x00 | MESH-100LE | MESH LED 動きブロック | AC | 0x01 | MESH-100AC | MESH Move ボタンブロック | BU | 0x02 | MESH-100BU | MESH Button GPIOブロック | GP | 0x09 | MESH-100GP | MESH GPIO 人感ブロック | MD | 0x10 | MESH-100MD | MESH Motion 明るさブロック | PA | 0x11 | MESH-100PA | MESH Brightness 温度・湿度ブロック | TH | 0x12 | MESH-100TH | MESH Temperature & Humidity


リリースノート

  • v0.1.0 (2022-12-11)
    • 初回リリース

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