kpt
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KPTとは
KPTをご存知でしょうか。振り返りのためのフレームワークです。 KPTとは、Keep, Problem, Tryの頭文字をつなげたもので、
Keep=良かったこと。 Problem=問題だったこと。 Try=次にやりたいこと、試してみたいこと。
を洗い出すことで、改善を進めていく方法です。
KPTを使った振り返りの方法
振り返りでは、まずKeepを洗い出しましょう。 それは、振り返りではどうしても自罰的な雰囲気になりがちなためです。 成長をするためには、成功パターンをイメージできなければならないので、自罰はそれの妨げになります。 Keepを最初に洗い出すことで、振り返りを明るい雰囲気にします。 次にProblemを洗い出します。問題を明確にしましょう。また、問題を発見したら、その原因を掘り下げ、問題への対処をTry化します。 最後にTryを洗い出します。自分たちを成功へと導く改善活動を起案していきます。 振り返りが終わったら、記録のためにSnapshotをとっておきましょう。
振り返りは定期的に行うことで改善を続けましょう。 2回め以降の振り返りでは、前回のTryが達成できたかを確認します。 できていることが確認できたら、Tryの項目をKeepに移動します。Tryが出来なかったとしたら、できるTryに変換しましょう。 Tryを見なおせたら、またKeepから洗い出していきます。
セットアップ
KPT toolはnodeを利用しています。セットアップの前にnodeをインストールしてください。 セットアップは簡単です。4コマンドで実行できます。
git clone -b master https://github.com/ukiuni/KPT.js.git
cd KPT.js
npm install
nohup node kpt.js &
http://localhost:3000 にアクセスすると、KPTツールが利用できます。
KPT toolの使い方
ブラウザでアクセスした後、プロジェクト名を入力して、プロジェクトを作成します。 表示された画面のURLはあとからは取得できません。ブックマークやメモを行ってください。 表示される画面で「+」ボタンを作成すると、新しい項目を作成できます。 項目はクリックして編集ができます。ドラッグすることで順番の入れ替えや、Keep、Problem、Tryへの変更ができます。 状態を記録するためには、メニュー右側の「Snapshot」を押してください。新しいウインドウでSnapshotが表示されます。SnapshotのURLも保持しておいてください。 複数人で操作するときは、ブラウザ間の同期が取られます。