@colorfulcompany/create-cc-jlmf
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create Jekyll and Light-weight Modern Front-end
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Modern Jekyll Static Site Boilerplate
Pure HTML を出力する(CSR/SSR などの選択肢のない)静的サイトに Jekyll を利用しつつ、フロントエンドの制作・開発のための安定的なレールを敷くことを目的とした boilerplate.
利用方法
以下のようにコマンドを叩くと、このリポジトリで利用しているツールをまとめてインストールし、実行するスクリプトを設定することができる。
$ npm x @colorfulcompany/create-cc-jlmf <project>
$ cd <project>
$ bundle install [--path vendor/bundle]
$ yarn
$ yarn upgrade
依存ツール
- Ruby
- Foreman
- Node.js 16+
利用ツール
- EditorConfig
- Jekyll • Simple, blog-aware, static sites | Transform your plain text into static websites and blogs
- rollup.js
- esbuild - An extremely fast JavaScript bundler
- Stimulus: A modest JavaScript framework for the HTML you already have.
- PostCSS - a tool for transforming CSS with JavaScript
- JavaScript Standard Style
- stylelint/stylelint-config-standard: The standard shareable config for stylelint
- Home | Stylelint
- Husky - Git hooks
- okonet/lint-staged: 🚫💩 — Run linters on git staged files
- csstools/postcss-sass: Use Sass as a PostCSS plugin
- csstools/postcss-preset-env: Convert modern CSS into something browsers understand
- postcss/autoprefixer: Parse CSS and add vendor prefixes to rules by Can I Use
- lahmatiy/postcss-csso: PostCSS plugin to minify CSS using CSSO
- ddollar/foreman: Manage Procfile-based applications
目的
以下を満たすボイラープレートを用意する。
- 少ない設定でフロントエンドに不慣れな者でも ある程度レールに乗った制作、開発を行えるようにする
- 小規模制作では レイアウトの共通化 と簡単な Sass のコンパイルができればだいたいなんとかなる
- ブラウザの互換性チェックやメンテナンスの難しいコードを書いてしまったことによる コストは削減したい
- JavaScript については CDN だけでもだいたいなんとかなるが、build プロセスを入れることで syntax の downgrade や asset の数の削減、minify を行っている
- cache busting については Netlify など ホスティングによっては考慮する必要がない し、必要になったとしても bundler 側でなく Jekyll 側で https://github.com/colorfulcompany/jekyll-anticache-tag などを利用するだけでも十分機能する
- JavaScript と CSS については ESLint および Stylelint を利用して Standard と言われている config を適用し、記述のブレを減らす ようにしている
- PostCSS で Scss の対応と、 preset-env / autoprefixer を利用した変換を行うことで、ブラウザ間の差異をできるだけ意識しなくて済むように
- production の asset の転送量削減 用に esbuild と csso で JavaScript と CSS を minify
選定理由
基本的にマイナーすぎるもの、設定コストの高いもの、設計コストの高いもの、レビューコストの高いものはできるだけ除外しつつ、選定時点から数年後において、古すぎる考え方を強制しないもの、コーディングのスキル向上を期待できるものを選んでいる。
メジャーなものでもあえて採用していないものについてはその理由も挙げている。
jQuery については制作においては非常に有用だが、一方、最新のバージョンを適切に利用しようとする場合、過去の plugin は更新が止まっていて動かないことも多く、JavaScript, CSS の新しいバージョンの機能を使えばそもそも jQuery 自体が不要であることも多い。
したがって新規にフロントエンドのコーディングを始めるに当たっては jQuery を使わずに書けることを目指す方が成果物をより安全にし、成果物の寿命を伸ばし、コーディングスキルの向上に寄与すると考え、選定ツールから除外した。
また上記の通り高頻度、細粒度の DOM 更新が必要な機会はそれほど多くないので、最初の目的である「少ない設定でフロントエンドに不慣れな者でも」を加味し、DOM 更新の影響範囲を閉じ込める用途に Stimulus を採用した。
このボイラープレートの開発方法
1. ボイラープレートそのものの開発とドキュメントの更新
- 通常通り git clone する
2. インストーラの開発
2.1. インストーラの動作検証場所を準備
- 通常通り git clone する
- git clone した場所とは別に新しくディレクトリを作成する
- 新しく作成したディレクトリの中に package.json を用意し、以下のようにバージョンを指定する場所に local の repository のパスを記述する
{
"dependencies": {
"@colorfulcompany/create-cc-jlmf": "../path/to/repos"
}
}
2.2. パッケージのインストールと実行
以下のようにコマンドを打ってインストーラを実行する
$ yarn install
$ npm x @colorfulcompany/create-cc-jlmf <project>
インストーラ本体は本リポジトリの install.js
なので、これを更新するたびにインストーラの動作を試すディレクトリで yarn.lock
を削除して 2.2 に戻る。
設定理由
ESLint はとりあえず ES2017 基準。基本は ES2017 に置くという意味であって、より古いバージョンにすることもより新しいバージョンにすることも特に問題ない。ただし理解したうえで明示的な設定を行うものとする。例えば正規表現の named capture や lookbehind は ES2018 相当、class fields は ES2022 相当なのでこのままでは lint エラーになる。これは使おうとしている機能の互換性を考えるきっかけを作り、スキル向上に役立てるためであって、制作コストを下げるためではない。
ESLint も Stylelint も Standard を基準にしているが、新規に書く場合はある程度強くてメジャーなルールに合わせた方がよいだろうということと、エディタや IDE の対応もよい ので、最初のルールとして採用した。
一方で husky を採用しているにも関わらず formatter として pre-commit で適用することは意図していない。--fix
は必要に応じて設定、実行すること。これは commit 前の diff と commit 後の diff が変わってしまうことを避けるためで、formatter としてこれらを適用してはいけないという意味ではない。formatter として活用するなら pre-commit など git の hook ではなくエディタや IDE に組み込んで保存時に自動的に適用する方がよいだろう。
HTML に関して Prettier を採用する選択肢もあったが、Prettier を入れると JavaScript の設定が Standard とぶつかってしまう ので、設定を複雑にしないために不採用としたが、Prettier の採用を妨げる意図はない。HTML については場合によっては markuplint など、アクセシビリティへの配慮をルールとして追加してもよい。
Rollup にも dev server があるので、比較的規模の大きな CSS を書く場合など、効率を求めて plugin を設定してもよい。
CSS に関しては Sass と preset-env を基本にしているが、PostCSS に寄せてあるので、Tailwind などに切り替えてもよい 。これも他の設定と同じように よりメジャーである、またはより始めやすいもの に寄せてあるだけで、レスポンシブ対応始め、高度な CSS を書くにはむしろ 2021年現在では Sass ( Scss ) はやや中途半端な存在 になりつつあるかもしれない。